「大日経を読み解く」現代語訳
大毘盧舎那成仏神変加持経 (だいびるしゃなじょうぶつじんぺんかじきょう) 入真言門住心品第一 (にゅうしんごんもんじゅうしんぼんだいいち) [序] 私、金剛薩埵(こんごうさった)はこのような啓示を受けました。 世尊であら […]
威徳山金剛寺 密教の真髄
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大毘盧舎那成仏神変加持経 (だいびるしゃなじょうぶつじんぺんかじきょう) 入真言門住心品第一 (にゅうしんごんもんじゅうしんぼんだいいち) [序] 私、金剛薩埵(こんごうさった)はこのような啓示を受けました。 世尊であら […]
【経題の解説】 今回は「大日経」の「入真言門住心品第一」を解説する。前回の現代語訳では、様々な資料を参考にしながら自分なりに訳出したが、ひとつひとつの文章に諸説が紛糾しており、かなり頭を悩まされた。ならばと禅定に入り、内 […]
金剛頂一切如来真実摂大乗現証大教王経 大広智大興善寺三蔵沙門不空奉詔訳 金剛界大曼陀羅広大儀軌品之一 <序分 (通序)> このように私は聞いています。 この時です。 世尊ーーすなわちそれはーーすべての如来たち […]
金剛頂一切如来大乗現証大教王経 金剛界大曼陀羅広大儀軌品之二 [金剛業菩薩の顕現] 次に世尊・毘盧舎那如来は、すべての如来たちの偉大な匠の菩薩(一切如来毘首羯磨菩薩)のエネルギーから出現した堅固不滅の働き(羯磨加持金剛) […]
金剛頂一切如来大乗現証大教王経 金剛界大曼陀羅広大儀軌品之三 [金剛阿闍梨が曼陀羅に入る作法] 「それから、金剛阿闍梨は儀軌(マニュアル)に従って、三昧耶最勝女(四波羅蜜菩薩のこと)の印契を結びながら曼陀羅に入り、そして […]
[タイトルの説明] 金剛頂経(こんごうちょうきょう)は「十八会(え)十万頌(じゅ)」と言われる膨大な経典群である、とされている。「会(え)」は、「集会(しゅうえ)」の意味であり、仏菩薩を中心に、明王や諸天などの諸尊が集 […]
[金剛頂経の内容の解説] <序分の解説> 最初に伝えておきたい。密教はイメージの世界である。イメージが世界を造るのが密教である、と言い換えてもいい。そしてその世界は絶えず変幻自在に変化する。そこでは固定的な概 […]
前回が金剛頂経の金剛界大マンダラの形成までのあらましとなる。これから修法マニュアル(儀軌)部門に入るが、修法マニュアル部門は極めて簡単な説明だけに留めておく。なぜなら密教の修法は阿闍梨(師匠)が認めた弟子だけに伝授される […]
大楽金剛不空真実三昧耶経 般若波羅蜜多理趣品 大興善寺三蔵沙門大広智不空奉詔訳 <タイトルの分訳> 大楽・・大いなる快楽/無上のエクスタシー 金剛・・(ダイヤモンドのように)堅固で永遠の輝きに満ちた 不空 […]
<経題の解説> 理趣経(りしゅきょう)は、真言宗の常用経典である。常用経典とは、常に用いる経典ということ。大きな法要はもちろんのこと、お通夜、お葬儀、枕経、七日参り、四十九日法要、墓前供養、月命日、祥月命日、 […]