威徳山金剛寺ニュース

information

ア字観について part1

ア字観とは、密教特有の瞑想法です。 現在、世界規模で「瞑想」が普及しています。 インド由来の、いわゆるヨーガは有名ですが、日本では禅宗の座禅行がよく知られています。また、近年、欧米を中心にして「マインドフルネス」という瞑想法が広まっています。 本来は宗教的な意味合いの強いものですが、最近は精神医療分野で活用されたり、一般にもリラクゼーションのひとつとして普及しています。 その数ある「瞑想」の中のひとつに「ア字観」があります。これは密教独特の瞑想法です。 ではそもそも瞑想とは何か? 瞑想とは、簡単に言えば、「精神集中」のことです。ある対象に精神を集中させることによって、雑念を消し、頭をクリアーにし、心をリフレッシュさせる効果があります。もちろん宗教的には、それが「悟りへの道」となるのですが、宗教にまったく興味がない方でも、瞑想の実践はストレス過多や不眠症などの現代病解消に役立つ効能があります。また、いわゆるスピリチュアルな志向の方も、アセンション(次元上昇)を求めて盛んに実践している向きもあります。 こうした瞑想法のひとつが「ア字観」ということになります。 では「ア字観」とはなにか? 「ア字観」とは、{宇宙とひとつになる瞑想法}です。 まず「ア」とは、古代インドの聖語サンスクリット語のアルファベットの最初の文字を意味しています。厳密には悉壜文字が日本に渡って改良されたものですが、その経緯は煩瑣になるのでここでは割愛します。 以下の画がア字観瞑想に使用する図像となります。

この「ア」字を見つめ、精神をその「ア」に集中することで「宇宙とひとつになる」ことが可能とされているのです。 でもどうしてでしょうか? その解説は次のインフォメーションで詳しく解き明かしてゆきます。

お問合せ法務のご相談、観覧等のお問い合わせ・ご質問などございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

地図・アクセス

地図・アクセス

山田不動産株式会社

山田不動産株式会社

威徳山金剛寺 密教の真髄

威徳山金剛寺 密教の真髄